RZR

夜勤明けで家に戻ると、愛娘が熱を出しているとの事。
すぐさま病院に行き、薬なんかをもらってきた。
幸い娘は元気なのだが、場合によっては数回の受診が必要。
ただ家には車が1台しかなく、私が通勤に使っている。
自慢のバイクは保安部品の代わりにゼッケンがついている。
っていうか、車検取ってない。
これは通勤には使えない。
そこで登場のRZR。
嫁さんの愛機である。
嫁さんは育児に忙しく、今の所乗れていない。
それじゃ私が乗ろうじゃないか！！
久々に車庫から出されたRZRは、うっすらとホコリを被っていた。
キレイにしてやる。
「あらあら、チェーンも油膜切れ」「おやおや、バッテリーが」「ミッションオイルは？」とやるべき事は多い。
エンジンに火を入れる。
2サイクルらしい、なつかしいヤマハのパラレルサウンドと紫煙。
昔好きだった女の子に逢ったような感覚。
彼女は少しだけ年をとったようだったけど、変わらず魅力的だった。