手順

916系ビギナーさん向けにオイル交換講座であります。
ちなみに916系とは、916・996・998・748ですよ。

まずはオイルを4リッター程用意しましょう。
エレメント交換をしない場合は3リッターでも大丈夫だと思います。
十分にエンジンを暖めておきます。
まず、サイドカウルを外し、エンジンの底面を観察。
平べったいボルトがありますね、そうです、ヘキサゴンで回すヤツですよ。
外します。
結構固いし、ヘキサゴンは短い場合が多いので、適当な鉄パイプでも通して回しましょう。
無理して腕力だけで回すと、私の様に手を切ったりしますんで( ̄▽ ̄;

ドレンが外れると・・・


「ゑΣ( ̄□ ̄‖ こ・・これが俺の大事なマシンの血液・・・汚ねぇ・・」


って反省したくなる様な液体が出てきましたね。
反省したあなたは、エレメントも交換しましょう(v_v)
抜いたオイルで天ぷらでも揚げてみようと思ったあなたは大丈夫、オイル交換だけでOKです。
っ言うか、そんな綺麗だったらオイル交換する奴はいない(v_v)


次にオイルエレメントを外しましょう。
専用品は高いので、ホームセンターでフィルターレンチを調達しておきます。
この時、エレメントに当たる部分が薄いタイプの物を選びましょう。
エンジンの形状的に車用のごついヤツじゃ苦労します。
カセットコンロのガスカートリッジを廃棄するのに穴を空ける為の工具、プライヤーの先端が尖った様な形状の物なんかでも代用できるけど、ちゃんとした工具を用意しましょう。

しっかりとオイルが抜けたらドレンを閉め、エレメントもしっかり装着します。
エレメントのパッキンにはエンジンオイルを馴染ませて、しっかりと締めます。
ここでフィルターレンチが再び登場。
通常、オイルエレメントは、手でしっかりと締めれば問題無いですが、DUCATIじゃ問題がある訳なんですな。
「なんせイタリアングレード!パッキンがショボい!!(-”-)」
フィルターレンチで増し締めしないと漏れや滲みが出ます。

両方をしっかり締めたら、いよいよオイルを入れます。
入れ口が込み入ってますので、オイルジョッキを使いましょう。
無い場合は、私の様にバッテリーケース等を外さねばなりません。
少々面倒ではありますが、汚いオイルジョッキを見ながら


「げっ!( ̄□ ̄‖蛾が死んでる・・」


「底にオイルが溜まってるけど、何のオイルだっけ?(゜_゜)(。_。)」


なんて心配が無くなります。
私は粉ミルク用の漏斗を使っています。*1

入れるオイル量はゲージ窓を見ながら調整しましょう。
MINとMAXの中間がベストです。
DUCATIには入れ過ぎは良くないそうです。
理由はわかりませんが(^▽^;)

オイルは良い物を使いましょうね。
私はSHELL ADVANCE ULTRA4 15w50を使いました。
サーキット走行やソニックツーリングされるDUCATI使いの方は、粘度50が必要だそうです。
また、ギア抜けする場合、ZOILで解消するかもしれません。
私の場合はそうでした。



以上、結構端折ってしまいましたが、基本的なオイル交換でしたぁ。

*1:嫁さんのアイデアです。なかなか使いやすいのでお勧めです。形状は写真参照して下さい。