天才ライダーイタリア人になる編

xxsidxx2005-07-06

色々と雑誌なんかを見ながら、次期の相棒はGSX-Rにほぼ決定。
ただ、当時のGSX-Rの顔はイマイチ。
どうしてもガンダムに見える。*1
R1は格好良いのだが後輩が既に乗っていたし、ファイヤーブレードもバイク屋に勤める友達が乗っている。
格好良くって、かつ誰ともカブってはいけない。
全てにおいて妥協はしたくなかったのだ。
9Rにもかなり心が揺らぐ。
キリンの寺崎が乗っていて、なかなか格好良い。
休日の度にバイク屋巡りをする。
ある日、アプリリアを物色に行った帰り道、DUCATIの看板を見つけた。
私はDUCATIの予備知識は殆ど無い。
子供の頃に見たマイクヘイルウッドレプリカが好きだった。
当時はフルカウルの市販車なんて国産には無かったから。
色使いも衝撃的だったし。
イメージ的には「人生の最後のバイク、上がりのバイクにはドカもいいかも」って程度。
どんなラインナップがあるのかと、冷やかし半分で店に入る。
!?
748Rと書いてある。
なんじゃこりゃ!!
この保安部品を申し訳程度に付けただけのレーサーは!
おかしい。
こんなバイクが公道を走って良い訳がないじゃないか。
それに黄色って・・・
でも全身黄色で、せっかくのフォルムが台無しって感じがいい!
せっかくイケメンなのに、キレンジャーって感じ。
でも買えねぇ〜!!
高すぎ。
半ば諦めるが、他店で状態の良い748spsを発見!
嫁を説得して購入。
この日から私はイタリア人となる。
そりゃヒゲの残し方も自然とビアッジ風になるってもんさ。

*1:確かターンAとか言う奴。ひげ生えたみたいなガンダム